有希化学

オーダーメイド薬剤「メタライト」

鉄鋼の黒染添加剤

製造
事例
メタライト FE-36A

従来品の黒染剤は苛性ソーダに数種類の薬品を添加して使用していましたが、薬品の補給割合等で均一な黒色を出すための管理が難しく、現場のカンに頼っていた面がありましたが、それらの問題を解決すべく単一の添加剤を苛性ソーダに一定の割合で溶かして温度を上げるだけで黒染めが簡単にできる製品を開発しました。

使用方法

処理液100リットルを作るには

70リットル
メタライト
FE-36A 20kg
苛性ソーダ
60kg

を入れ、よく溶かす

処理温度
125度~140度
処理時間
10~30分

処理工程

  脱脂→水洗→(酸洗→水洗→中和)→湯洗→黒染め→水洗→乾燥→防錆油塗布

管理方法

  • 温度135度前後で沸騰しますので、沸騰状態で処理物を液の中に入れてください。
  • 温度は必ず温度計で管理し沸騰状態が低い時、または処理物を入れても水素ガスの発生がなく、赤みがかって黒くならない場合は苛性ソーダ10kgとFE-36を4kg補給してください。

沸騰温度が高く、仕上がりが青みがかった場合は水を少しずつ補給し沸点を下げて調整してください。

処理設備

  • 保温・温度調整付ステンレス槽
  • ミストの排気設備

使用上の注意

  • 黒染め処理の際、処理液は苛性ソーダ併用のため、取扱いには手袋などの保護具と必ず保護メガネを着用してください。
  • 処理温度が高温ですので薬品の補給は始業前の常温時に行ってください。

荷姿

20kg(4kg×5袋)

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