有希化学

育休取得を推奨

有希化学株式会社は、育児休業等を取得しやすい職場環境の整備を図る為に、
「育児介護休業規定」を制定しております。

近年、男性の育児への積極的な携わりが推奨される中、男性の育休取得率は5%前後とまだまだ低いのが現状の中です。(2018年調べ)

その中で当社は2018年10月に、初めて男性社員(30歳 入社2年目)が10日間の育児休暇を取得しました。

創業以来初めての事でしたが、取得した社員だけでなく社員のご家族にも喜んでいただけたことの報告を受け、会社としてもとても喜ばしく思いました。

また2020年6月には男性社員として二人目になる3日間の育児休暇を取得しました。

有希化学株式会社はこれからも、男性女性問わず、育児と仕事の両立が図りやすい企業を目指してまいります。

近藤さんの育休体験記

平成30年9月14日の第二子(次女)の誕生に伴い、10日間の育児休業を取得させて頂きました。
幸い9月中の連休も重なり実質18日間家族と共に貴重な時間を過ごす事ができました。
私の家族の場合、第一子(長女)出産の際は、前職が東京都で、妻の里帰り先である上越市との往復を出産前後、幾度も新幹線で行き来していました。
また、第一子が帝王切開という事が決まり有休申請をしていたにも関わらず従業員が少人数だった前職では出産日に立ち会うことを許してもらえませんでした。その時は、これから産まれてくる子供にも初産で心細かった妻にも大変申し訳なく、家族にとって一生に一度の瞬間を共に迎える事が出来ずに妻も私も非常に辛い思いをしました。

そして今回第二子の際に、『男性の育児休業取得奨励金』を知り、第一子の事もあったので是非この制度を利用させて頂きたいと思いました。当社で男性の育児休業を申請するのは初の試みでしたし、社歴の浅い私が育児休業を取得できるのか不安もありましたが、上司に相談した結果、会社として育児休業を取得できるように環境を整えて頂くことになりました。
会社としてこの申し出を快く受け入れてくださった事は大変有り難く安心しました。私たち家族の想いを汲み取って頂いた社長をはじめ、ご配慮頂きました社員の皆様に大変感謝しております。

そして私が育児休業を取得する大きな理由として、第二子も帝王切開になり出産前後11日以上、確実に妻は入院しなければいけないという事です。即ち私が育児休業を取得できなければ里帰り先のご両親が妻だけではなく二歳の長女の世話も行わなければいけないということです。長女は産まれてから母親と離れたことは1日として無く、入院中初めて母親と離れて過ごし精神的に不安定になる長女が予想されたので、私が育児休業を取得でき長女に寄り添えた事は、ご両親にとっても長女にとっても大変良かったです。

また長女のストレス発散のために同年代のお友達と遊べる保育園にも初めて挑戦してみました。
はじめは大人しくしていた娘も沢山のお友達と遊ぶのが楽しかったようで、保育園の準備を進んで行い、自身の事や、第三者の事を話す程お喋りが上達しました。入園中に運動会があり、一生懸命に走る娘の姿や親子で競技に参加できたこと、長女の成長を著しく感じられてとても良い思い出です。

産後、母子共に健康で予定通り退院できましたが妻はまだ術後間もなく自宅安静なので私の役割は身の回りの手伝い、掃除、買い出し、長女次女の世話など様々行うことがありました。
次女を抱っこしたり、お風呂に入れたり、オムツを替えたりと小さく可愛い次女の世話が出来ることに喜びを感じつつ、今よりもっと小さかった長女を思い出し懐かしくも感慨深い気持ちになりました。

私がこの育児休業体験で思うことは、自分が在籍する会社が育児休業を通じて社員またその家族に対する理解や意識があるという事で会社に対する見方や仕事に取り組むモチベーションがさらに向上しました。そして育児休業が自分の人生だけではなく家族として掛け替えのない大変貴重な時間であったということです。私は運良く育児休業取得できましたが、それが運良く運悪くではなく、あらゆる業種の職業であっても全ての会社が男性の育児休業取得に勤め、女性の出産休暇が当然必要なように男性の育児休業が取得できる社会になるよう願います。
そして新たな命をしっかりと父親として迎え、家族の絆を強く深め、その瞬間にしかない貴重な時間を過ごして欲しいと思います。

野上さんの育休体験記

先日、育児休暇を取得させていただきました。
妻の出産予定日が5月で世間が新型コロナウイルスの流行している中、不安な妊娠期間を過ごしておりましたが無事に母子ともに健康な状態で生まれてきてくれた事にほっとした事を覚えております。

そんな中で第一子の一ヶ月検診が終わり里帰り中である妻と長男が自宅に帰ってくるタイミングで育児休暇を3日取得させていただきました。今回私の育児休暇を機に、男性社員が短期間の育児休暇を取得しやすくする為、通常の有給休暇とは別に、有給での特別休暇を取得できるよう社内規定を変更してもらい、そちらを活用させていただきました。

休暇中は妻と共に長男の育児や必要な生活用品の買い出し等で休暇を過ごしておりました。育児休暇というまとまったお休みを頂けたお蔭で日常生活を送るための基盤を築くことができたのではないかと感じております。
新型コロナウイルスの影響で出産の立ち合いや入院中の面会も出来ない状況からのスタートではありましたが現在は落ち着いた生活を送れているのではないかと思っております。
育児休暇を取得するにあたり日程や人員配置等を考えてくださり快く承認していただいた会社の皆様に心から感謝しております。このような休暇をいただいたことにより、より一層日常の業務を頑張っていきたい、会社に貢献していきたいという思いも強くなりました。

男性社員の育児休暇の取得率はまだまだ世間では少ない状態ではありますが、今後私のような取得実績が増えていくような会社、世の中になればいいなと強く願っております。

最後になりますが育児を行っていく中で私と妻でできること、できないことがもちろんありますし、これからも出てくると思います。ですがお互いに手を取り合い、協力しながら長男の成長を見守っていきたいと思っています。

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