| 有希化学TOP > 化学工業薬品 > WEEE,RoHS指令 概要 |
EUの廃電気電子機器指令(WEEE:Waste Electrical and Electronic Equipment)および特定有害物質使用制限指令(RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances)に関連して、EU加盟各国や電気・電子機器メーカーの動きが活発化しております。
背景としては、EU域内における電気電子機器の廃棄量が一人平均で年間約20kgまで達しており、なお増加傾向にあることが挙げられる。
このような状況を改善することを狙って、
2003年2月にEUの廃電気電子機器指令(WEEE)、特定有害物質の使用制限に関する指令(RoHS)が公布された。
この指令に基づき、EU加盟各国は2004年8月13日を期限として国内法を整備する必要があります。 |
【目的】
廃家電、廃電子機器を分別収集し、回収量、リサイクル率の向上を促すことにより、電気電子機器の廃棄物の予防・原料と、環境負荷低減に結びつけることを意図している。
【概要】
・EU各国は、2005年8月13日までの1年間で、最終所有者から廃品を無料で引き取る制度を導入し、すべての廃棄物の収集、処理、再生、および廃棄の資金調達を製造者に負わせる。
・製造者は、2005年8月13日以降に販売された自社製品について個々に資金面の責任を持ち、それ以前に販売された製品から発生する廃棄物のリサイクルには共同で責任を負うことが求められる。
また製造者は法施工以前に販売された廃棄物の処理コストも負担する必要がある。
・加盟国は、2006年12月31日までに回収目標値を国民一人当たり年間4kgとする。
欧州委員会は、2004年8月までにこれらの目標の遵守をモニタリングする規則を定める予定。
・情報技術・電気通信・民生機器の再使用・リサイクル目標は65%、回収目標は75%である。
小型家電、照明機器、電気・電子遊具、娯楽機器、医療器具、モニタリング・制御装置については、50%の再使用
・リサイクル目標および70%の回収目標を設定している。 |
【目的】
電気電子機器類に含まれる特定有害化学物質の使用を制限することによって、環境破壊や健康に及ぼす危険を最小化することを意図している。WEEEを補完する指令である。
【概要】
・電気電子機器類に含まれる有害6物質
[水銀、カドミウム、鉛、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PRDE)]を原則として使用禁止とする。
・議論になっている特定化学物質の閾値(含有限界値)はカドミウムが0.01%(100ppm)、その他5物質が0.1%(1000ppm)となる見通し。
・すでに国内で規制を導入している加盟国ではそれを維持すること。
また、代替品が未開発の場合、この禁止措置に一連の免除措置が設けられるが、欧州委員会は2005年2月13日までにこの免除措置の見直しを行い、科学技術の進歩に応じて変更を提案する予定。更に、すべての免除措置は、4年ごとに見直すことになっている。
・2006年7月1日以降、EC市場ではこれら6物質を含む電気・電子機器類は実質的に販売できなくなる。 |
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